【病院連携】産前産後の不調を我慢しない社会へ。医療と運動がつながることで、目指す未来とは。

妊娠・出産は、女性の身体や心に大きな変化が起こる時期です。
ホルモンバランスの変化だけでなく、姿勢や筋力の変化、育児による身体への負担などから、さまざまな不調を感じる方も少なくありません。
一方で、「産前産後は安静にした方がいい」「産後の不調は仕方ないもの」と考えられ、不調を我慢したまま過ごしてしまう方も多くいます。
その結果、症状が長引いたり、毎日の生活に支障が出てしまったりするケースもあります。
近年では、妊娠中や産後に適度な運動を行うことは、身体の回復だけでなく、心の健康にも良い影響があることが分かっています。
しかし、すべての不調を運動だけで改善できるわけではありません。
症状によっては、医師による診察や治療が必要になることもあります。
そこでmaemo atomoでは2025年より、「よこい整形外科健康スポーツクリニック」・「よこいレディースクリニック」と連携し、産前産後の女性を運動と医療の両面からサポートできる体制をスタートしました。
これにより運動・医療・リハビリテーションを切れ目なくつなぎ、一人ひとりの身体の状態に合わせたサポートを行うことを目指しています。
今回は、maemo atomo CEO西山夏実と、よこい整形外科健康スポーツクリニック 横井裕之先生との対談をもとに、この取り組みに込めた想いや、医療と運動が連携することの大切さについてご紹介します。
<目次>
1、提携への思い
2、アンケートから見えてきた産後女性の悩み
3、ひとりひとりの身体に合わせたサポート
4、医療と運動が連携することで、より安心できるサポートへ
5、まとめ
1、提携への思い
「産前産後は、今まで健康だった方でも、身体の不調や思わぬトラブルが起こりやすい時期です。
maemo atomoでは運動を通してサポートしていきたいと考えています。」(西山)
「産前産後の腰痛などは『当たり前』になってしまい、受診される方がとても少ないです。連携することで、治療が必要な場面は私たちがサポートできます。」(横井先生)
産前産後は、身体だけでなく生活環境も大きく変化するため、不調や不安を抱えやすい時期です。
しかし、「産後だから仕方ない」と我慢してしまい、必要なサポートを受けられていない方も少なくありません。
そこで、予防や運動をサポートするmaemo atomoと、専門的な診察・治療を行うよこい整形外科健康スポーツクリニック・よこいレディースクリニックが連携することで、安心して相談できる環境を整えました。
レッスンの中で気になる症状があれば医療機関へつなぎ、必要な治療やリハビリを受けた後は、再び運動を通して身体づくりをサポートする。
このような切れ目のないサポート体制が、安心して身体を整えられる環境につながると考えています。

2、アンケートから見えてきた産後女性の悩み
maemo atomoでは産後女性を対象にアンケートを実施しました。
その結果、多くの方が身体の不調を感じている一方で、医療機関を受診していないことが分かりました。
特に多かった症状は、
・肩こり・肩の痛み 57%
・腰痛・背中の痛み 52%
・骨盤まわりの痛み・違和感 40%
・尿漏れ 37%
でした。
しかし、こうした産後の不調で、実際に整形外科を受診したことがある方はわずか15.4%でした。
受診しなかった理由としては、
・子どもを預けられない
・子ども連れで受診できるか分からない
・整形外科と整体のどちらへ行けばよいか分からない
・受診しても改善しないと思っていた
などの声が多くありました。
産後の腰痛や骨盤まわりの痛み、尿漏れは、多くの方が経験する症状ですが、
適切な運動や治療によって改善が期待できる場合もあります。
だからこそ、不調を一人で抱え込まず、気軽に相談できる環境をつくることが大切だと私たちは考えています。

3、ひとりひとりの身体に合わせたサポート
妊娠・出産による身体の変化は一人ひとり異なります。
maemo atomoでは、「出産を、リスクにしない社会へ。」の実現に向け、
助産師と理学療法士が連携し、それぞれの身体の状態に合わせた運動をサポートしています。
姿勢や呼吸、身体の使い方まで確認しながら、不調の予防や改善、身体機能の回復を目指したレッスンを行っています。
一方、よこい整形外科健康スポーツクリニックでは、よこいレディースクリニックと連携し、整形外科と産婦人科の双方の視点から、産前産後の女性を支える医療体制を整えています。
また、ベビーベッドの設置や、お子さま連れでも受診しやすい環境づくりなど、子育て中の方が安心して通院できる体制も整えられています。

4、医療と運動が連携することで、より安心できるサポートへ
医療機関と運動指導が連携することで、安心して身体を動かせる環境を整えながら、必要なタイミングで適切な医療につなげることができます。
例えば、
・痛みが強く日常生活に支障がある
・セルフケアや運動を続けても改善しない
・症状が徐々に悪化している
このような場合には、運動だけで対応するのではなく、医療機関での診察や治療をご案内します。
また、骨盤ベルトの使い方一つでも、身体に合っていないと痛みが強くなることがあります。
そのため、まずはレッスンで身体の状態を確認し、必要に応じて医療機関と連携しながらサポートを行います。

5、まとめ
近年では、妊娠中や産後に適度に身体を動かすことが、身体の回復だけでなく、心の健康にも大切であることが分かっています。
一方で、不調のすべてを運動だけで改善できるわけではありません。
症状によっては、医療機関での診察や治療が必要になることもあります。
だからこそ、運動と医療、それぞれの専門性を活かしながら連携することが大切だと私たちは考えています。
maemo atomoはこれからも、「出産を、リスクにしない社会へ。」という想いのもと、一人ひとりに寄り添いながら、妊娠中から産後まで安心して過ごせる環境づくりに取り組んでいきます。

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