妊娠何週から運動は可能ですか？

妊娠経過に異常がなく、妊娠週数12週以降、かかりつけ医から運動の許可を受けている方であれば運動は可能です。また妊娠中の運動は医学的・産科的な知識をもっている専門職の指導のもとでい行うことが望ましいとされています。

妊娠中に運動をするメリットはありますか？

妊娠中の運動では、それぞれ異なる妊娠経過を把握しながら、運動ができる状態にあるかメディカルチェックを行います。また、時期に応じて変化する生理的変化へ対応が必要です。妊娠中に運動を行うことで、産前産後に起こる、高血圧や糖尿病、早産になるリスクの低下、帝王切開のリスクを下げることを目指します。また、メンタルにとっても良い影響を与えるため、産後うつ予防、そして尿もれ腰痛などの身体のトラブルの解消を目指します。

産後に運動をするメリットはありますか？

産後の運動では、妊娠・出産によってダメージを受けた骨盤底筋群やお腹の状態を観察しながら、回復を促します。ゆっくりと時間をかけて筋や結合組織が妊娠前の状態に回復していくため、時期に応じて強度を調整していきます。また、高血圧や糖尿病などの疾患、臓器脱や骨粗鬆症の予防など、将来の健康を手に入れられるためのサポートをします。そして、母乳分泌を促すことや、元の体型への回復、さらには妊娠前よりも健康的にトラブルのない身体になれるよう目指します。

産後はいつから運動が可能ですか？

産後1ヶ月健診にて医師より問題ないと言われた方であれば、経膣分娩や帝王切開どちらでも産後1ヶ月より運動が可能になります。

妊娠中はいつまでレッスンが可能ですか？

正常経過であれば、陣痛発来・破水などかかりつけの病院に行かなければならない時期でない限り、いつまでもレッスンや運動は可能になります。

運動を行うにあたり必要なものはありますか？

動きやすい服装、ヨガマットもしくはバスタオル、zoomが利用できる電子機器が必要です。携帯電話でも利用可能ですが、お持ちでしたらPCやタブレット端末の利用を推奨しております。